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2008年9月

2008年9月23日 (火)

CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の罠!

9月16日、日経新聞夕刊の「リーマンブラザーズが破綻!バンカメはメリルを買収!」の記事に驚かれた人は多いのではないでしょうか。同時に「AIGがFRBに直接融資を要請」という記事もありました。

翌日9月17日の同夕刊には、「AIGがアメリカ政府の管理下へ置かれる!」そして相次ぐ合併や買収のニュースの連続を読むにつけ、「アメリカは何が起こっているのだろう?信用不安の原因は一体何なのだろう?」と思わざるを得ませんでした。

リーマンブラザーズの収益の悪化は以前から言われ続け、8月中旬から何度も新聞に掲載されていました。しかし、AIGの報道は正直驚かされました。

よく報道を読んでみると、あちらこちらにCDSという文字があります。CDSとは、「クレジット・デフォルト・スワップ」という金融デリバティブの商品です。ウィキペディアによると、

  • 買い手は売り手に定期的にプレミアム保険料)を支払う。
  • 売り手は企業Aがデフォルトした際に、あらかじめ決められたルールに従いその買い手の損失を補償する。

企業Aに対して貸付債権などを持っている銀行がCDSを購入することにより、貸倒れのリスクをヘッジすることが可能となる。・・・とあります。

わかりやすく言うと、これまでは格付けの低い企業へは融資をしなかった銀行も、CDSを購入して手数料をAIGに払っていれば、格付けの低い企業がデフォルトしてもAIGが保証してくれるというものです。ところが、この仕組みは、格付けの低い企業のデフォルトする件数が多くなると、AIGが保証金を支払うことが多くなってしまいます。そのために経営悪化をしたためとみられます。

このような金融デリバティブの金融商品が普及する土壌のアメリカの金融業界は、生活からかけ離れた頭で作り上げた数字のマジックがまかり通る業界なのでしょうか?

一連のクレジットバブルが破たんした後にどんな真相が見えてくるのでしょうか・・・

グローバル経済の下、株価の急騰や下落、保険会社の行く末など、日本も無関心ではいられません。

人が何とかしてくれるわけでもなく、自分のトラの子は自分で守らなければいけないことは再認識したいものです。

また、19世紀はイギリスの時代、20世紀はアメリカの時代、21世紀はアジアの時代と言われていますが、今回の事件で現実味を帯びてきた気がします。

ヒト、モノ、カネで言うと、19世紀はモノの時代、20世紀はカネの時代とすると、21世紀はヒトの時代でしょうか。

競争社会ではなく、人と人が仲良くする時代であってほしいですね。

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2008年9月15日 (月)

今日は楠本くに代さんの勉強会でした!

今日は、東京ウイメンズプラザにてWAFP関東(女性FPの会)の勉強会でした。講師は楠本くに代さん。テーマは「金融コンプライアンスとリテラシー教育」でした。

相談の現場で知っておくべき金融商品販売法や金融商品取引法、特定商取引法など、それぞれの改正点について詳しくご説明を頂きました。昨年9月に改正があってからの1年間にどのようなクレームが多かったのかなどもお話を頂きました。資料もたくさんご用意して下さり、2時間がとても短く感じられました。終始にこやかな笑顔で、しかもわかりやすくお話しして下さり、心強い先輩にお目にかかった心地がしました。

その後、12名で先生を囲んでの昼食会。12名のお1人お1人に声をかけられ現況報告をしたり質問を投げかけたりと楽しいひとときでした。

また、11月17日には不動産ラボの勉強会を開催します。第1回目は幸田昌則先生をお招きします。幸田先生は(株)リクルートの住宅情報誌の初代編集長。いつもセミナーではさまざまな資料をもとに不動産市場の現状分析をして下さいます。今回のテーマは「激変した不動産市況と今後の動向」で、旬なテーマにどんなお話が聞けるのか楽しみです。

ラボ活動はWAFPの会員のみしか参加できませんが、入会するにあたっての1回までの見学はできます。ご関心のある方はご連絡くださいませ。

http://wafp.cside.com/labo/fudosan.html

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2008年9月11日 (木)

FP3級の試験、頑張ってください!

昨日で大学のFP3級の私の担当科目はすべて終了しました。今週末が試験ですが、生徒のみなさんは、とても熱心に取り組んでいるので、良い結果が期待できると思います。

Photo

ちなみに昨年度の当大学の合格結果は、学科91,7%(平均64.14%)で12人中11人が合格しました。残念ながらの不合格者は1人のみでした。実技は66,7%(平均52,75%)ですから、いずれも平均を上回る大変な快挙です。しかも、実社会の経験のない生徒さんばかりなのですから、我々指導者4人が力を合わせて、そして生徒さんが頑張ったたまものだと自負しています。

今年度の全員合格をお祈りしています!

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2008年9月 8日 (月)

セミナーのご案内

WELL AGING BEAUTY ~自分にとっての美的な生き方~よくばりセミナー」というタイトルで沖田裕美さんと登坂洋子さんが、講師仲間6人とでコラボセミナーをされるのでご紹介します。各講師の得意分野「メイク(顔)」「スタイル(印象)」「食」「言葉」「出会い」「コミュニケーション」の6つの視点からお話しされます

費用もたったの500円! ワン・コイン・セミナーです。詳細は下記からどうぞ!

http://ameblo.jp/iso-woman/entry-10133459223.html

そして、当社(株)リスタートも秋から2本の山本'sセミナーをご用意します!

「もう損はしない!お金をふやす資産運用術!」と「もうひとはな咲かせるための女塾!」です。前者は、独協大学のエクステンションセンターで8年連続の人気講座が銀座で学べます。

「もうひとはな咲かせるための女塾!」は私が初めて試みるセミナーで、小人数6名様限定セミナーです。40代~50代からの女性に、元気にワクワクして毎日を過ごしてほしいという強い願いを込めてセミナーを開催します。

詳細は下記のチラシやHPをご覧ください!

「sisannunnyou.pdf」をダウンロード

「hitonaha.pdf」をダウンロード

お申込みをお待ちしています!

http://www.restart-woman.com/service01.html

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2008年9月 2日 (火)

福田首相、辞任表明!

政府与党の「総合経済対策」合意の直後の「福田首相辞任」の発表に、驚かれた人も多いことでしょう。

「総合経済対策」の中に「定額減税を単年度だけ盛り込む」との案に、「来年9月の選挙の票集め!再び国債を増発するのか」などといろいろと報道されていた矢先のことだった。

この「定額減税」は、公明党が言い出したことだとか・・・

これから、政局の報道も多くなるだろうが、私たちは、年末にかけての来年度の予算にも注目をしておきたいと思う。過去の予算を見てみよう。

H19年度⇒H20年度⇒H21年度(?)

税収↑  ⇒ 同上↑  ⇒ 同上↓(景気低迷のため予測)

新規国債↓⇒同上↓  ⇒ 同上(?)

一般歳出↑⇒同上↑  ⇒ 同上↑(予測)

プライマリー
バランス↓ ⇒同上↑  ⇒同上?

H20年度のプライマリーバランスに注目して頂きたい。

本来なら、景気が良くなり税収も増えているので、ここで一気に国債の発行額を少なくして、プライマリーバランスを早く解消しなければいけないのに、歳出を増やし、プライマリーバランスも増えている。

家計でいえば、なんとか繰り上げ返済をしなければいけないのに、わかっているけれど我慢できずに使ってしまったことになる。これは政治の中の予算取りの攻防に原因があるのではないだろうか?各関係者の言い分を抑えられていないともみえる。

国債残高の推移にこだわる理由は、早く健全化しないと、金利が正常に動かないということだ。私達の貯金や預金は、直接金融の促進によって、銀行が資金を集めなくて良くなり、低金利のままに置かれている。今回消費者庁の設立も「総合対策」の中に入っているようだが、本当の意味の消費者を大切にする政治をしてほしいものだ。

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2008年9月 1日 (月)

読書三昧の1日

今日は読書三昧の1日だった。

芳村思風先生の「感性の時代(弁証法との決別)」と「人間の格(感性論哲学の人格論・境涯論)」を読んだ。

大学の頃、村松瑛先生の「論語」を専攻したものの、わからないことがたくさんあった。でも、「マァ、いいっか。どうせ哲学者になるのでもないから・・」と、その疑問を忘れてしまうことばかりだったが、思風先生は、「ちょっとおかしい」と感じたことを自分に与えられた重大なこととして、思索し続けてこられたからこそなのだろう。とても読みやすく説得力がある本である。

その中に、仏教の悟りについても書いてあった。

「仏教の悟りには四つの段階があって、四法印と呼ばれている。すべての悟りの1番根底にあるのが一切皆苦。その上に諸行無常、諸法無我、最後に涅槃静寂があり、この最後の段階に到達して悟りは完成するそうだ。一切皆苦とは、人生におけるすべてのものは全部苦しみであるということで、人生は苦しみなり、というわけです」

心がつぶれそうなことがあっても、「生きていることは修行」と思えば、心が軽くなる。

それが、仏教でいう「一切皆苦」ということなんだと、今日の大きな学びに感謝!

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