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2009年7月19日 (日)

NHKの「マネー資本主義」の番組を見て・・

こんにちは、山本節子です。

連休の合間、いかがお過ごしでしょうか?

今日の日曜日は、NHKの「マネー資本主義(4回目)」を見ました。

テーマは「金融工学」でした。

ご覧になっていない方へ簡単に説明しますと・・・

米ソ冷戦後、核開発が必要なくなったため、世界中の物理学者や数学者がアメリカのマンハッタンに集まり、その優秀な頭脳を金融市場で役立てるようになりました。

番組では、クオンツ(数理分析専門家、金融市場分析家)と呼ばれる数名をインタビューしながら、CDSやCDOの組成方法を簡単に説明したり、サブプライム破綻の経緯を映像で流していました。

1番印象に残ったのは、金融危機後に、そのクオンツ達がどのように過ごしているかです。

1人は、新たに世界中の地震や津波・インフルエンザの統計をもとに、新しい金融商品の開発に取り組んだり、1人はコンサルタント会社を設立したり、もう1人は、カキの養殖を手がけている様子を映していました。

カキの養殖をしている人へ、「他の金融業者は、今年もたくさんボーナスをもらったようですが・・・収入は少なくなりましたか?」という質問にたいして、肩をすくめて、「雲泥の差だけれど、生きていくにはこの稼ぎで充分だよ」と言っていました。

これまでの収入で、敷地や住宅や養殖するだけの湖も手に入れることができたのでしょうが、「もう戻る気にはならない」と眉をひそめて言っていました。

「お金があると不幸にはならないけれど、お金があっても幸せは買えない」ということですね。

ところで、私は、専業主婦の頃から債券や株式の売買をし続けて、投資歴25年以上になります。

当時は投資のことを詳しく教えてくれるセミナーはなかったので、数少ない株式投資の本を精読したり、FPの資格を取ったり、IS-LM-BP分析を理解したかったため、証券アナリスト検定会員補の資格を取りました。

知識武装して投資の売買をしていたものの、今回の金融危機をキッカケに、人間の欲得で動く相場を好きになれず、現在は傍観視しています。

もちろん仕事上、相場の動きは知っていないといけないので、少しの売買は心がけていますが・・・

そして今日は、芳村思風先生の「人間境涯論」という本を読んでいました。

その中で、ドイツの哲学者カールヤスパースの「今、人類は第2の精神的枢軸の時代を迎えている」という言葉が出てきます。

第1の精神的枢軸の時代と言うのは、

「ギリシャのソクラテス、プラトン、アリストテレス
中東のイエスとその弟子
インドの釈迦
中国の孔子や老子や荘子」

思風先生は、「ヤスパースも言っているように、過去にない新しい精神のめざめを迎えている(2006年の講話)」とのこと。

「西洋の時代から東洋の時代へを文明の中心が大きく変化しようとしている中で、とくに財力や文化や経済力や人間性を持っている日本人が世界に貢献するという自覚を強く持たなければいけない」

と言い続けていらっしゃいます。

これから私に何ができるのか、少し時間のある夏の間に考えてみようと思っています。

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