三菱1号館美術館記念展
こんにちは、山本節子です。
10月23日は、獨協大学の「資産運用とマネープラン」の3回目、株式投資についてでした。
東武伊勢崎線の行きの電車の中で、「岩崎家と三菱ゆかりのコレクション」が、東京丸の内の三菱1号館美術館で開催されていることを知り、講義が終わって、1人でブラリと見に行きました。
NHKの大河ドラマ「龍馬伝」で、岩崎弥太郎が登場していますが、実家の父が同じ「弥太郎」という名前で、以前からどんな人なんだろうと関心がありました。
そんな弥太郎は、明治維新後に三菱を起こし、第2代目の弥之助が、丸の内にたくさんの土地を取得したそうです。
その頃は草ぼうぼうだったようで、「そんなにたくさんの土地を買ってどうするのだ」と笑われたところ、「なあ~に、竹でも植えようと思っているんだ・・」と笑って答えたそうです。
今では東京の1等地。そんな場所に、明治時代に作られたレンガ造りと同じ様式で作られた美術館がありました。
美術館の中に足を踏み入れると、黒田清輝、岸田劉生、坂本繁二郎、野々村仁清、杉田玄白が訳した解体新書などなど・・普段見られない珠玉の数々。こんな素晴らしい作品を拝めるなんて、サイコ~です!
特に印象に残ったのが、岩崎弥太郎の一行書。
「猛虎一声山月高」。
さすが1代目だけあって字体に勢いを感じますが、その中にも、素直さや繊細さが感じられたのは意外でした。
11月3日まで開催されているようです。
近くまで行かれた方は一見の価値ありです。
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