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2010年11月15日 (月)

白鵬敗れる!:双葉山と木鶏の話

こんにちは、山本節子です。

昨日から大相撲の秋場所が始まりました。

白鵬が双葉山の記録に勝てるかどうか、また、どこまで連勝なるかどうかが注目されていました。

しかし、残念ながら、今日、63連勝にストップがかかりました。

双葉山の69連勝には届かず!残念!

双葉山というと、荘子の「木鶏(もっけい)」の話で有名です。

どんな話かというと・・

安岡正篤が双葉山と出会ったときに、安岡正篤が「君も、まだまだだめだ!」と木鶏の話をしたところ、それ以来、双葉山は「木鶏の修業」を始めたそうです。

「木鶏」とは「荘子」に出てくる話です。どんな話かというと・・・

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紀せい子が王の命令で闘鶏の訓練にあたった。

10日もたってから王が尋ねた。
「どうかな、そろそろ使えそうかな」
紀せい子は答えた。
「まだです。虚勢を張ってしきりに他の鶏を威嚇します」

さらに10日たってから、王が尋ねたところ、「まだです。他の鶏の気配を感じとると、とたんに気を高ぶらせます」

さらに10日たって、また尋ねると
「まだです。ほかの鶏をにらみつけていきり立ちます」

さらに10日後、かさねて尋ねてみると、紀せい子はこう答えた。
「もう大丈夫です。他の鶏どもがいくら鳴き声を上げてもまったく動じません。遠くから見ると、まるで木でできた鶏のようです。完全な道の徳を身につけました。あえて勝負を挑むものはなく、みな尻尾を巻いて退散します」

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この話を聞いた双葉山は、木鶏の修業を積み、69連勝をとげたそうです。

70戦目で敗れたとき、安岡正篤を紹介してくれた友人へ電報を打ったそうです。

「イマダ モッケイタリエズ フタバ」

この電報が安岡正篤に転送され、彼は次の漢詩を双葉山へ送ったそうです。

「双葉の偉名 天下に駆す

精神練養 うたた窺い難し

散人はじめて信ず 木鶏の説

この道 如今 また誰かある」

「この道」を、今、白鵬が挑戦しているのですね。

まだ25歳、先が楽しみです!

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