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2014年3月

2014年3月29日 (土)

六義園の夜桜!

こんにちは、山本節子です。

今日は、知り合いが開催している「インプロトレーニング」に参加してきました。

インプロトレーニングとは、人と一緒にその瞬間から次を創っていくトレーニングです。

午後2時から6時までの4時間、ゲームをしながら身につけていく趣向です。

汗を流しながら、楽しい時間を過ごすことができました。

帰りに、六義園の「夜桜」を見に行きました。

何年も近所に住んでいますが、初めて見に行く「夜桜」。

その見事さに、毎年この時期になると、多くの人が行列を作って身に行く理由がわかるような気がしました。

今更ですが・・・見事でした!

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2014年3月25日 (火)

「小学」の本

こんにちは、山本節子です。

すっかり春らしくなりました。

近所の桜並木では、ピンクの提灯がぶらさがっています。

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桜の開花もあと少しですね。

今日は、「小学」の本のことについて書きたいと思います。

「小学」は、四書五経の「大学」を読む前に、幼い子どもたちへ向けて書かれた教育書です。

おもに、修身(とくに年配者を敬うこと)や作法のことが多く書かれています。

1.清掃・・・整理整頓 (段取りを考えられるようになります)

2、進退・・・食事時間になると遊びをやめるなど、状況によって進退を判断できるようになります。

3、謙虚になること

4、家庭を整える・・・お父さんやお母さんが、まず「身を修める」という手本を見せる・・・

など、こと細かく書かれています。

子どもに期待をしたりアレコレ望むより、親の後ろ姿を見せることが、1番ですね。

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2014年3月14日 (金)

「かみさまとのやくそく」の自主上映会

こんにちは、山本節子です。

今日の未明、愛媛県で震度5強の地震があったと報道されました。

この地域は、めったに地震がないから、驚かれたことでしょう。

被害のあった方、どうぞお大事にされて下さい。

ところで・・・

先日、「かみさまとのやくそく」という映画を見る機会がありました。

この映画は、体内記憶を研究している産婦人科の池川明先生を中心に、まだ話ができない赤ちゃんの通訳をしている南山みどりさんなど、育児にかかわっていらっしゃる方々が登場するドキュメンタリー映画です。

「赤ちゃんはまだ発達していない未熟状態と思っている方が多いけれど、実は話せないだけで、大人より意識レベルが高く、表現ができないだけ」と、池川先生は解説されます。

そういえば・・・4か月になった孫に、ミルクを飲ませようとしたら、

「どうせ、ボクは一生懸命作ったって、飲まないからね・・・」と、言っている気がしたことがありました。

案の定、プイと向いて、飲まなかったことがありましたっけ(笑)。

だから・・・

「まだ赤ちゃんだから、どうせわからない・・・」と接したり、自分の思うままに育てるのではなく、一人前の人格を持っていると接したほうがいいと言います。

その通りだと思います

「ウチの子は長く座っていられない」と心配するお母さん。

それは、子供の問題ではなく、「困った」と思っているお母さんの問題で、「この子の問題」と思うことが問題

「この子はこれでいいと思うと、

問題は発生しない」そうです。

そして・・・

「実は、子供を育てているのではなく、お母さんが、子どもに育ててもらっているのだと」

そう考えると、まさしく、「子育ては自分育て」ですね。

子育て中の人は、なんらかのヒントをもらえる映画です。

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2014年3月12日 (水)

シュタイナーの学校

こんにちは、山本節子です。

今日は、シュタイナー教育について、ご紹介したいと思います。

シュタイナーとの出会いは、10数年前でしょうか。もっと前でしょうか・・・

なぜかシュタイナーに関心を持ち、関係する本を数冊読んだことから始まります。

なかでも、「物質⇒エーテル⇒アストラル⇒自我」という生死を超えた人間の循環論がとても面白く、いろんな人に「どう思いますか?」と聞いた時期がありました(笑)。

そのついでに・・・と言ったらヘンですが、

「シュタイナーが提唱している教育とはどんなものだろう?」と興味がわいたことがキッカケです。

昨年末、偶然、JR中央本線藤野駅に行き、学校法人シュタイナー学園の傍の道路を通りかかったので、写真を撮ってきました。

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読んだ本によると、シュタイナーは、人間は7年ごとに節目を迎えると考えるそうです。

第1:0歳~7歳

第2:7歳~14歳

第3:14歳~21歳

第2期の7歳が始まるころ、シュタイナー学園に入学した子どもは、8年間を同じ担任や仲間と一緒に過ごすそうです。

この7年間は、「信頼できる大人(先生)にしたがう体験」が必要とする時期。

そのためには、ひとりの先生にずっと面倒を見てもらい、見守ってもらう必要があるそうです。

その7年が終わると、最後の8年目の1年間は担任との「闘い」。

「闘い」とは、今までの先生(権威者)に従うだけの自分ではなく、「自立をする」と自分に言い聞かせ、そして、そのことを他人に証明するための1年だそうです。

そして、9年目以降は、各専門の教師が担当する。

上記は、シュタイナーを紹介する本から抜粋したもので、実際に、藤野のシュタイナー学園では、説明会も行われているようです。

1度、参加してみたいと思います。

そういえば・・・

江戸期の元服も15歳。

 

同じ時期ですね。

 

シュタイナーも江戸期も、15歳からは大人とみなすということなのでしょう。

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2014年3月11日 (火)

吉田松陰先生の「士規七則」

こんにちは、山本節子です。

今日は、吉田松陰先生の「士規七則」をご紹介したいと思います。

「士規七則」は、安政二年一月、野山獄に投獄されていた松陰先生が、従兄弟にあたる玉木氏の15歳の元服に贈った武士の心得7カ条です。

以下、概要を簡略して書き示したものです。

ご興味のある方は、ぜひ、原本を読まれることをお勧めします!

1、人間として生まれたからには、鳥や獣とは違うと心得なければいけない

  人には五常があり、その中でも忠義と孝行が大切である

2、君臣一体、忠孝一致は、我が国の特色である

3、武士の道で義は大切である。義は勇気により行動され、勇気は義により成長する

4、武士は、質実で人を欺かないことが肝要である。光明正大から始まる

5、古今の出来事に精通し、聖賢を師としよう。君子は、読書をして、それを友とする

6、徳を磨き優れた人間に達するには、恩師や友が多いことが大切で、そのためには、遊びは慎まなければいけない

7、「死してのち已む(論語 泰伯より)」。命のある限り行い続けよう!

言いたいことを要約すると、下記の3つとなる

1、志を立てることが、全ての始まりである

 

2、交流する相手を選ぶことにより、仁義を学ぶ

 

3、書を読んで、先達の遺訓を学ぶ

これらを読んで得ることがあれば、成人といえるであろう!

松陰先生は、安政6年、30歳で斬首されました。

獄中にて遺書として門弟達に向けて書いた「留魂録」の第8章、そして、その冒頭に書かれている辞世の句、

「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」

心を動かされます!

 

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2014年3月10日 (月)

橋本左内の「啓発録」

こんにちは、山本節子です。

今日は、橋本左内が書いた「啓発録」をご紹介したいと思います。

橋本左内は、福井藩、幕末の志士です。

この本は、橋本左内が15歳に書いた本で、1~5にわかれています。

1、稚心を去る

・子どもじみた心を去る

・幼い子供のころは責めるほどのことはないが、13,4歳に成長して自ら学問に志す年齢になっているのに、子どもじみた心が残っていたら、何をやっても上達せず、天下第1等の大人物になることはできない。

2、気をふるう(人に負けまいと思う心)

・負けじ魂と恥辱を知って、それを悔しく思う気持ち

・そうした心を持って、その精神を奮い立たせ、絶えず緊張をゆるめず努力をすること

3、志を立つ(立志)

・自分の心の向かい赴くところをしっかり決定し、1度こうと決心したからには、絶えずその決心を失わないように努力する

・志の定まっていないものは、魂のない虫けらと同じで、いつまでたっても少しの向上もない

4、学に勉む

・すぐれた人物の立派な行いを習い、自らもそれを実行する

5、交友を選ぶ

・友人には、損友と益友がいる。

益友を見定めるには、つぎの5つを基準にすればいい。

① その人物が厳格で意思が強く正しいか

②温和で人情が厚く、誠実であるか

③勇気があり果断であるか

④才知が冴えわたっているか

⑤小さい事に拘泥せず度量が広いか

15歳の、まだ高校生になったばかりの子どもが「稚心を去る」と自分に言い聞かせているところは、本当にスゴイですね。

彼は、25歳、安政の大獄で処刑されました。

簡単に読めるので、興味のある方は一読されることをお勧めします。

http://www.amazon.co.jp/%E5%95%93%E7%99%BA%E9%8C%B2-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E5%AD%A6%E8%A1%93%E6%96%87%E5%BA%AB-568-%E6%A9%8B%E6%9C%AC-%E5%B7%A6%E5%86%85/dp/4061585681/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1394446992&sr=8-1&keywords=%E5%95%93%E7%99%BA%E9%8C%B2

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2014年3月 8日 (土)

貝原益軒の「和俗童子訓」

こんにちは、山本節子です。

今回は、貝原益軒が81歳のときに書いた「和俗童子訓」のほんの少しをご紹介します。

この本は、日本で最初の体系的な教育書と言われています。

すべてをご紹介できないのはとても残念ですが、一部を箇条書きにすると・・・

・教育は早期から始めよ

・愛に溺れてなならぬ

・厳しく教えよ

・偽りを言わないように、忠信の心情や仁愛を養え

・傲慢は悪徳である

・己に克って学を習い、業を修めよ・・・など、生きる心構えや人間の作法が書いてあります。

年代別の個所では・・・

・6歳の正月から、1から億までの数の名前、東西南北の方角、ひらかなを読ませ書けるようにするべし。

・7歳より前は、その心にまかすべし。

・8歳から立ち居振る舞い、返事の方法、茶の勧め方、言葉づかい、孝弟、忠信、廉恥等の道を教えるべし。

・10歳から、師について、五常、五倫を言い聞かせ、聖賢の書を読み学問をさせるべし。

・15歳から、身を修め人を修める道を知るべし。

・20歳からは幼少の心を捨てて、成人の徳にしたがうべし・・・

また、読書法の個所には、

・読むべきは、四書五経と賢人の書。その教えは天地の理にしたがい、人の道を教えている。天下万世の鏡である。

・8歳から14歳までに小学、四書五経を読むべし。四書五経を読めば才力が出る。

・論語は1万2700字、孟子は3万4685字、大学は1851字、中庸は3568字。四書すべては5万2804字からなる。1日に100字そらんじれば528日(1年半)で終わる。私の友人は若いころ、この方法を知らずして、80歳になって学んでいる。

・少年のときは気力も記憶も強いので、時間を惜しんで書を読むべし・・・など

こと細かく書いてあります。

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2014年3月 7日 (金)

東京大学の源流!

こんにちは、山本節子です。

今日は、午後から雪まじりの雨が降り、寒い1日でした。

今回は、江戸期には、庶民から武士階級まで「四書五経」に基づいた教育がおこなわれてきたのに、今の日本では、「四書五経」と言っても、なぜ皆さんご存じないのかを見てみたいと思います。

答は、東京大学の源流にあります。

以下、立花隆さん著作の「天皇と東大()」文芸春秋からの抜粋です。

「要するに、東京大学の源流は大きく言って2つのものがある。

1つは法学部、文学部、理学部につらなる大学南校の流れ。もう1つは、医学部につらなる大学東校の流れである」

そして、これ以外に、3つめとして大学本校が紹介されています。

大学本校は、江戸時代の最高学府である湯島にある昌平坂学問所です。

お茶の水駅前にある昌平坂学問所に行かれた方はおわかりと思いますが、孔子のおおきな像が置いてありますね。

そのことからもわかるように、江戸期は「四書五経」を中心とした漢学が中心でした。

昌平坂学問所は、江戸期の東大のような位置づけです。

ところが、明治維新の王政復古で、京都から天皇と一緒に皇学派(国学派)の一団が大学本校へ来ると、大学本校をどのようにするのか、国学派と漢学派が激烈な争いを繰り広げて終始がつかなくなったそうなのです。

そんなにまとまらないなら意味がないと、西洋諸国に追いつくことを最優先としていた新政府の指導者達から大学本校を廃止し、漢学も国学もつぶされてしまったようです。

それで、三派は二派となり、大学南校は東京開成学校へ、大学東校は東京医学校となり、これが東大の源流となったようです。

明治10年に東京大学となりました。

その後、南校は東大法学部となり、東校は東大医学部となったようです。

当時の新政府にとって重要だったのは、国学者や漢学者たちではなく、洋学者だったというわけです。

他の大学は、東大を踏襲していたため、日本の教育から四書五経はなくなってしまいました。

これが、四書五経を多くの人がご存じでない理由のようです。

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2014年3月 6日 (木)

「開成中学・高校」の名前の由来

こんにちは、山本節子です。

今日は、暖かい陽気ですね。

そろそろ卒業式の季節です。

幼稚園、小学、中学、大学・・・いろいろな節目を迎えられていらっしゃることでしょう。

日本の最高学府でもある東京大学の源流となる「開成所」や「東京開成学校」、

あるいは、東大へ何百位人も合格させている「開成中学・高校」の「開成」の名前の由来をご存知でしょうか?

これは、易経(四書五経のひとつ)の「繋辞上伝」に出てくる「開物成務」が語源となっています。

「開物成務」とは、「知恵を開いて、あらゆる事業を成し遂げる」。

易経が何のために作られたのかを説明する言葉でもあります。

(ちなみに、「繋辞上伝」は、孔子がまとめたものです)

また、開成中学・高校のHPの「学園のあらまし」とみると、初代校長高橋是清先生の訓示が掲載されています。http://www.kaiseigakuen.jp/kaiseihp/hoshin/hoshin.htm

その中に、「結局のところ、世の中において利用・厚生の方法を探求すべきものは、皆、学問です。」とあります。

「利用・厚生」も四書五経の、「書経」の中に出てくる言葉です。

「地平天成 六府三事 治」

「書経」の中でも、「平成」の出典で有名な個所です。

この「三事」とは、「正徳・利用・厚生」のことです。

そのうち、「正徳」が抜けていますが・・・

このように、「開成」ということばと「四書五経」は深い縁があるようです。

だったら、授業の中にとりいれてもいいのにね・・・!

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2014年3月 4日 (火)

「道徳」の教科書

こんにちは、山本節子です。

あと2日で啓蟄。

啓蟄とは、二十四節気の3番目で、今年は3月6日になります。

大地が温まり、冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ。

柳の若葉が芽吹き、不均等の花が咲くころ。

ようやく春の足音が感じられるようになりましたね。

昨日、テレビをつけると国会中継をしており、山谷えりこ参議院議員が質問に立ってい
ました。

小学校から授業で行う教科書が取り上げられ、「道徳」が新しくなると、紹介されていました。

もともと、「道徳」の「道」とは、道路の意味ではありません(笑)。

老子でいう「道」とは、人間社会だけではなく、あらゆるものを生み出している宇宙も含んだ根本原理のことを言います。

「タオ」とも言っています。

「徳」とは、「徳のある人、ない人」という使い方をしていますね。

戦後、学生を計るモノサシに偏差値を重視していましたが、それにかわって、これからは、「道」がなんなのかわかっている人、「徳」がある人なのかを量れる教育をしてほしいと思います。

江戸期は、庶民から武士階級まで広く普及していたといわれる教科書は、「四書五経」でした。

よく、「四書五経を勉強している」と言うと、ほとんどの人が、「聞いたことがない」と首をかしげて、「それ、何ですか?」と、聞いてもくれないのは残念なことです。

「四書五経」は、リーダー育成の教科書です。

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