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2014年3月10日 (月)

橋本左内の「啓発録」

こんにちは、山本節子です。

今日は、橋本左内が書いた「啓発録」をご紹介したいと思います。

橋本左内は、福井藩、幕末の志士です。

この本は、橋本左内が15歳に書いた本で、1~5にわかれています。

1、稚心を去る

・子どもじみた心を去る

・幼い子供のころは責めるほどのことはないが、13,4歳に成長して自ら学問に志す年齢になっているのに、子どもじみた心が残っていたら、何をやっても上達せず、天下第1等の大人物になることはできない。

2、気をふるう(人に負けまいと思う心)

・負けじ魂と恥辱を知って、それを悔しく思う気持ち

・そうした心を持って、その精神を奮い立たせ、絶えず緊張をゆるめず努力をすること

3、志を立つ(立志)

・自分の心の向かい赴くところをしっかり決定し、1度こうと決心したからには、絶えずその決心を失わないように努力する

・志の定まっていないものは、魂のない虫けらと同じで、いつまでたっても少しの向上もない

4、学に勉む

・すぐれた人物の立派な行いを習い、自らもそれを実行する

5、交友を選ぶ

・友人には、損友と益友がいる。

益友を見定めるには、つぎの5つを基準にすればいい。

① その人物が厳格で意思が強く正しいか

②温和で人情が厚く、誠実であるか

③勇気があり果断であるか

④才知が冴えわたっているか

⑤小さい事に拘泥せず度量が広いか

15歳の、まだ高校生になったばかりの子どもが「稚心を去る」と自分に言い聞かせているところは、本当にスゴイですね。

彼は、25歳、安政の大獄で処刑されました。

簡単に読めるので、興味のある方は一読されることをお勧めします。

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