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2014年3月 8日 (土)

貝原益軒の「和俗童子訓」

こんにちは、山本節子です。

今回は、貝原益軒が81歳のときに書いた「和俗童子訓」のほんの少しをご紹介します。

この本は、日本で最初の体系的な教育書と言われています。

すべてをご紹介できないのはとても残念ですが、一部を箇条書きにすると・・・

・教育は早期から始めよ

・愛に溺れてなならぬ

・厳しく教えよ

・偽りを言わないように、忠信の心情や仁愛を養え

・傲慢は悪徳である

・己に克って学を習い、業を修めよ・・・など、生きる心構えや人間の作法が書いてあります。

年代別の個所では・・・

・6歳の正月から、1から億までの数の名前、東西南北の方角、ひらかなを読ませ書けるようにするべし。

・7歳より前は、その心にまかすべし。

・8歳から立ち居振る舞い、返事の方法、茶の勧め方、言葉づかい、孝弟、忠信、廉恥等の道を教えるべし。

・10歳から、師について、五常、五倫を言い聞かせ、聖賢の書を読み学問をさせるべし。

・15歳から、身を修め人を修める道を知るべし。

・20歳からは幼少の心を捨てて、成人の徳にしたがうべし・・・

また、読書法の個所には、

・読むべきは、四書五経と賢人の書。その教えは天地の理にしたがい、人の道を教えている。天下万世の鏡である。

・8歳から14歳までに小学、四書五経を読むべし。四書五経を読めば才力が出る。

・論語は1万2700字、孟子は3万4685字、大学は1851字、中庸は3568字。四書すべては5万2804字からなる。1日に100字そらんじれば528日(1年半)で終わる。私の友人は若いころ、この方法を知らずして、80歳になって学んでいる。

・少年のときは気力も記憶も強いので、時間を惜しんで書を読むべし・・・など

こと細かく書いてあります。

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