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2014年3月 6日 (木)

「開成中学・高校」の名前の由来

こんにちは、山本節子です。

今日は、暖かい陽気ですね。

そろそろ卒業式の季節です。

幼稚園、小学、中学、大学・・・いろいろな節目を迎えられていらっしゃることでしょう。

日本の最高学府でもある東京大学の源流となる「開成所」や「東京開成学校」、

あるいは、東大へ何百位人も合格させている「開成中学・高校」の「開成」の名前の由来をご存知でしょうか?

これは、易経(四書五経のひとつ)の「繋辞上伝」に出てくる「開物成務」が語源となっています。

「開物成務」とは、「知恵を開いて、あらゆる事業を成し遂げる」。

易経が何のために作られたのかを説明する言葉でもあります。

(ちなみに、「繋辞上伝」は、孔子がまとめたものです)

また、開成中学・高校のHPの「学園のあらまし」とみると、初代校長高橋是清先生の訓示が掲載されています。http://www.kaiseigakuen.jp/kaiseihp/hoshin/hoshin.htm

その中に、「結局のところ、世の中において利用・厚生の方法を探求すべきものは、皆、学問です。」とあります。

「利用・厚生」も四書五経の、「書経」の中に出てくる言葉です。

「地平天成 六府三事 治」

「書経」の中でも、「平成」の出典で有名な個所です。

この「三事」とは、「正徳・利用・厚生」のことです。

そのうち、「正徳」が抜けていますが・・・

このように、「開成」ということばと「四書五経」は深い縁があるようです。

だったら、授業の中にとりいれてもいいのにね・・・!

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