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2019年3月

2019年3月18日 (月)

「明徳」「玄徳」「養徳」「道徳」の「徳」の違い

こんにちは、山本節子です。

早くも、3月中旬となり、春らしくなりました。

今年も、昨年に引き続いて、東洋古典(老子や論語など)を学んでいます。

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毎月開催の「老子」素読会では、1ヶ月に3篇くらい進んでおり、ようやく「養徳51」を過ぎて、「玄徳56」を終わろうとしています。

ちなみに・・・

「徳」という言葉は、東洋思想では、とても大切な言葉です。

思いつく言葉だけでも、「明徳」、「玄徳」、「養徳」、「道徳」と4つあります。

「明徳」は、儒教でよく使われる言葉です。

四書五経(儒教の経典)の1つの「大学」、その冒頭には・・・

大学の道は、明徳を明らかにするに在り」から始まつています。
(大いに学ぶ意味は、あなたの生きる上での徳は、何かを明らかにすることです)

この「徳」は、「人に喜ばれること、感謝されること」と解釈すると、わかりやすいですね。

「玄徳」は、「老子」の中に、よく出てきます。

儒教の「明徳」とは異なり、徳のある人は、わざわざ「徳がある」と言わないし、素振りも見せない、隠すものと解釈するとわかりやすいと思います。

「玄」の字は、「天地の根源となる微妙で奥深いもの」と訳され、1つのものに熟練した人のことを「「玄人」と言いますね。

老子の「養徳51」の冒頭には、「道これを生じ、徳これを畜(やしな)い、物これを形づくり、これを成す」とあります。

「道」は、宇宙の根源とも、萬物を産み出すものとも、サムシンググレートとも言い、「タオ」と解釈する人もいます。

「道」と「徳」の関係は、「道が萬物を産み出し、徳が萬物を養い、成長させる」とあるように、簡単に言ってみれば、「生成化育」です。

このように、「道と徳」には、とても深い関係があるのです。

ちなみに・・・

私の出身高校は、「徳山高校」と言います。

徳が山ほどある高校なのですね^^。

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