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2023年8月18日 (金)

家康と静岡

こんにちは、山本節子です。

今年の夏は、お盆過ぎても猛暑が続いていますね。
どうぞご自愛ください。

今回は、「家康と静岡」についてです。


(日本平から見た富士山)

 

家康は、75歳の生涯のうち、3回、合わせて25年間を駿府(現在の静岡県の一部)で過ごしました。

1回目は、8歳~19歳までの今川氏の人質となって過ごした時期です。
その時、今川義元の軍師として有名な雪斎禅師が開山した臨済寺に預けられて、
雪斎禅師から学問を学んだ話は有名です。

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(蓮の花が置かれている臨済寺山門に向かう階段)

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(臨済寺の本堂)

山の麓に建てられた臨済寺は、心の落ち着く荘厳なお寺です。
家康の幼少期にここで学問を学んでいたと思うと、深い感動がわきてきます。

2回目は、1582年に武田家が滅び、東海地方を治める大名として駿河の領主となった時期です。

3回目は、1603年に征夷大将軍となった2年後、秀忠に将軍職を譲り、
家康自身は、大御所として亡くなるまで、慣れ親しんだ駿府で過ごしました。

その亡きがらは、遺言によって久能山の東照宮におさめられています。

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(久能山東照宮への階段)

ところで・・・
「家康の墓は日光山と久能山のどちらにあるのか」という論争があります。

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久能山東照宮博物館では、家康の改葬のときに天海が読んだ句が紹介されていました。

「有れば有る 無ければ無いとするがなる くのう無き神の宮遷しかな(天海)」

当然かもしれませんが・・・
久能山東照宮博物館では、墓は久能山にあると解説されていました。

 

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