« 子どもの心を感じるには、まず自分の心を感じる(9) | トップページ | 今は時代の変革期、知力と心と体力のバランスが大事(10) »

2018年12月16日 (日)

第2章のはじめに・・・

第1章は、「誕生から第1反抗期(ヤダヤダ期)までに知っておいて頂きたいこと」を中心に書きました。

この時期は、「オギャァー」とうまれてヤダヤダ期まで、とにかく、かわいい時期です。

ですから、「かわいい!かわいい!」と愛情たっぷりに愛されている安心感を与えてあげて下さい。

すると、これからの荒海の人生を、安定感をもって生きていくことができます。

次項からは第2章が始まります。

「第1反抗期(ヤダヤダ期)」からは、子育てが一筋縄ではいかなくなります。

これまで可愛かった子どもが、突然「ヤダヤダ」ということをきかなくなって、まわりの大人は当惑することでしょう。

「ヤダヤダ期」は、蝶々でたとえると、青虫からさなぎに脱皮する時期です。

蝶々でも、脱皮するには少し時間がかかります。

人間でいうと、その間は、「自我」が芽ばえている最中です。

自分でもどうしてかよくわからずに、床にひっくり返って、「ヤダヤダ」と言ってしまいます。

「いうことを聞かない困った子」
「こんな言うことを聞かない子は見たことない!」

などと、心配する必要はありません。

いずれ、脱皮が完成すると、「シャン!」としてきます。

「ヤダヤダ期」が終わったら、ここからが子育てが難しくなる時期でもあります。

ここからは、「心を育む」、いわゆる、しつけを意識しましょう。

良いことは「褒める」。していけないことは、「教え、注意する、叱る」です。

極端に叱るのではなく、「ダメなものはダメ」と基準はブレずに、言い続けるだけでいいのです。

そのコツを、次項から見てみましょう。

次項からは、第2章の「心を育むほめる・教える・叱るの違い」です。

« 子どもの心を感じるには、まず自分の心を感じる(9) | トップページ | 今は時代の変革期、知力と心と体力のバランスが大事(10) »

育児」カテゴリの記事