第2章のはじめに・・・
第1章は、「誕生から第1反抗期(ヤダヤダ期)までに知っておいて頂きたいこと」を中心に書きました。
この時期は、「オギャァー」とうまれてヤダヤダ期まで、とにかく、かわいい時期です。
ですから、「かわいい!かわいい!」と愛情たっぷりに愛されている安心感を与えてあげて下さい。
すると、これからの荒海の人生を、安定感をもって生きていくことができます。
次項からは第2章が始まります。
「第1反抗期(ヤダヤダ期)」からは、子育てが一筋縄ではいかなくなります。
これまで可愛かった子どもが、突然「ヤダヤダ」ということをきかなくなって、まわりの大人は当惑することでしょう。
「ヤダヤダ期」は、蝶々でたとえると、青虫からさなぎに脱皮する時期です。
蝶々でも、脱皮するには少し時間がかかります。
人間でいうと、その間は、「自我」が芽ばえている最中です。
自分でもどうしてかよくわからずに、床にひっくり返って、「ヤダヤダ」と言ってしまいます。
「いうことを聞かない困った子」
「こんな言うことを聞かない子は見たことない!」
などと、心配する必要はありません。
いずれ、脱皮が完成すると、「シャン!」としてきます。
「ヤダヤダ期」が終わったら、ここからが子育てが難しくなる時期でもあります。
ここからは、「心を育む」、いわゆる、しつけを意識しましょう。
良いことは「褒める」。していけないことは、「教え、注意する、叱る」です。
極端に叱るのではなく、「ダメなものはダメ」と基準はブレずに、言い続けるだけでいいのです。
そのコツを、次項から見てみましょう。
次項からは、第2章の「心を育むほめる・教える・叱るの違い」です。
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