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2019年1月17日 (木)

誰でも良い心と悪い心を持っている(11)

あなたは、心の状態をあらわす言葉をいくつご存知ですか?

良い心と悪い心にわけて書いてみましょう。

良い心・・・愛情深い、親切、思いやりがある、優しい、穏やか、温かい、謙虚、気づかい、努力

◎悪い心・・・冷酷、悲観的、いじわる、いじめる、だます、疑い深い、嫉妬、羨望、ごまかす、怠惰

いかがでしたか?

これまで、あなたが経験した感情はありましたか?

どちらかの多い少ないはあっても、「一方だけの感情しかなかった」という人はいないと思います。

どんな人も、良い心と悪い心の両方を持っています。

どんなに尊敬されている人も、家に帰ると尊敬されるどころではなかったり、誰からも嫌われている人が弟だけには優しかったりと、「良い心だけ」、「悪い心だけ」と、一方だけの人はいらっしゃらないでしょう。

どんな人も、心の中には、善もあり悪もあります。
善の裏には悪があり、悪の裏には善があるのが人間です。

恵まれた環境で育ち、幸運続きの人は、比較的良い心を維持することができます。

反対に、不遇で育ち不運続きだと、いろいろな感情を経験します。

しかし、良い心の持ち主がすべていいとも限りません。世の中の善しか見えないために、騙されたり利用されやすいのも良い人です。

さらに、状況によっても変わります。

たとえば、お金にも家族にも恵まれてみんなから「良い人」と言われていた人が、家計が破たんして貧乏になってからは、人が変わったように目つきが鋭く人相が悪くなり、人の悪口や雑言を言って驚くことがあります。

また、「ほしいものが得られない」ときは、それを持っている人に対して、ネタミ心やシット心を抑えることは容易ではありません。

長い一生です。

いろいろな感情を経験しながら、良い心も悪い心もわかる、そんな酸いも甘いもわかる人間への理解が深くなれたら、これからの長い一生の中でおこる出来事に「いなす・かわす」ことができるでしょう。


私たちは子育てをしながら、「嬉しい、楽しい」という感情のほかにも、「つらい、苦しい、悲しい、戸惑い」などの良い感情や悪い感情を経験します。

子育てはそんな感情を経験しながら、じつは、「自分の感情をコントロールする」という、そんな修行もしているのです。

さらに大事なことは、同じように、「子どもにもいろいろな感情がある」ということです。

子どもに「どれだけ人間の感情がわかるか」を教えることは、とても意味のあることです。

幼稚園や小学校などは、いろいろな人間の集合体です。

集団生活をするときに、「いじめた、いじめられた」ことを心配するより、「何故いじめようと思ったのか」、「何故いじめられたと思ったのか」、「その時の感情はどうだったのか」・・・と、子どもの心のうちを聞くと、「自分にはこういう感情があるんだ」と自分の心が少しづつわかってきます。

自分の心がわかると、人の心も理解できるようになります。

「〇〇ちゃんならできる」、「つらいことがあっても強く心を持ちなさい」、「なんとかなる」、「人の気持ちがわかる」などの心のEQを高めることを意識して育てていると、将来のつらい経験や困難なことものり超えやすくなるでしょう。

そして、人間には大切な人格というものがあること、EQを意識することは人格形成に役立つこととわかるでしょう。

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