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2019年2月 5日 (火)

良い心のほうが生きやすい(12)

松下幸之助氏は、いろいろな著書の中で、「素直な心が一番」という言葉を残しています。

松下幸之助氏は、会社の経営を行いながら、つねに「人間の本質とは何か」、「人間の幸せとは何か」、「宇宙の本質とは何か」、「自然の理法とは何か」…ということを考え続けてきた人です。

そんな人が、もっとも好ましい生き方は、「素直な心が一番」と言っているのです。

良い心をあらわす漢字を探すと、「順・真・善・美・和」などがあげられます。
これらの漢字を見ているだけで、物事が気持ちよくスムーズに進んでいくような気がしてきますね。

反対に、悪い心をあらわす漢字を探すと、「逆・嘘・騙・悪・妬」などがあります。これらの漢字を見ていると、トゲトゲしたイヤな気持ちになって目をそむけたくなります。

このような生き方をしていると、人からも敬遠され、やりたいこともうまくいかずその先には困難が待ち受けていそうです。

このように、漢字ひとつをとっても、悪い心より良い心のほうが、人生がスムーズにいく気がします。

良い心をはぐくむ大切さの理由がそこにあります。



うまれたばかりの赤ちゃんは、生まれたときから性格や感情の違いなどの個人差はあるものの、心は真っ白です。

悪にも善にも染まります。

とくに、悪い心には、すぐに染まります。

良い心は、はぐくむのに努力が必要です。


たとえば、スリの子どもに、人の物を盗んでほめていると、その子どもは、「人のものを盗むことは良いことだ」と覚えてしまうでしょう。

暗黒街の犯罪組織で育った子供に、「人を殺す」ことを教えると、殺戮になんの疑問もわかない子どもに育つでしょう。

このように、子どもにどんな心を教えるのかは、とても大切なのです。


また、教えたわけでもないのに、3歳にしていじわるな子どももいます。

優しい子どももいます。

幼稚園に行くころになると、「子どもを見ると家庭がわかる」と言う人もいます。

これは、周りにいる大人の心グセが自然と子どもに影響するからです。


しかし、現在は、良い心をはぐくむ大切はわかっていても、「何がいいのか悪いのか」という人間を育てるモノサシがわからなくなっているために、どう子どもを諭していいのかわからなくなっています。

基準がわからなければ、教えることすらできません。

次の項では、良い心をはぐくむ基準について見てみましょう。

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