長所を伸ばす(補足)
すべてのものには、裏と表があります。
裏があれば表があり、表があれば裏があります。
このように、「裏と表」はセットと言ってもいいでしょう。
同じように、人間の性格も、長所と短所があります。
この性格は、生まれたときから、人それぞれです。
同じお父さんとお母さんから生まれても、きょうだいの性格は、全然違いますよね。
この子どもの性格は、自我が発達してくる第1反抗期(ヤダヤダ期)頃から、よくわかるようになります。
あなたのお子さんの長所と短所を、3つくらい思い描いてみて下さい。
長所( )、( )、( )
短所( )、( )、( )
ただ・・・
短所は、短所と思っているお父さんやお母さんの思い込みのことがあります。
ですから・・・
短所を長所に置き換えてみましょう。
たとえば・・・
「大人しい」 ⇒ 「感受性が豊か」
「落ち着きがない」 ⇒ 「行動的」
「人の気持ちに鈍感」 ⇒ 「活発」
このような短所を見て、「あの子の○○の短所をどうにかしなければいけない」と思うのではなく、長所を見ることによって、短所はなるべく出ないようにすることができます。
すると、長所を伸ばすことができるようになります。
性格は、その子の個性です。
「ひと1倍敏感だったり、ひと1倍育てにくかったり・・・」という子ども達も、個性が強いだけです。
「良い・悪い」ではありません。
子ども達は日本の国の宝です。
その子ども達の個性を大切にしましょう。
そして・・・
長所を認めて、どんどん積極的に伸ばしてあげましょう。
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