« 親のペースと子どものペースは違う!②(14) | トップページ | 2~3歳ごろから自己コントロールをはぐくむ(16) »

2019年3月18日 (月)

ヤダヤダ期頃には「生活の自立」のサポート(15)

誕生してヤダヤダ期頃までのおもなしつけは、「生活の自立のサポート」です。

子どもは意志と欲求に満ち満ちています。

とくに、第
1反抗期(ヤダヤダ期)に近づくにつれて、欲求が強くなります。
「自分で、自分で」と、なんでも自分でやろうとします。

以前書いたように、第
1反抗期は、人間の命の中にプログラムされているのです。
命からわいてくる要求ですから、危なくない限り、親の忍耐の許す限り、子どもが満足するまで続けさせてあげましょう。

「洋服の脱ぎ着、手を洗う、靴をはく、自分で食べる、椅子に座る、トイレトレーニング…」など、少しでも自分でできるようになったことは、「できたね」とほめてあげましょう。

ほめられると、「できた」ことに自信をもち、つぎのチャレンジにつながります。


しかし、子どもは大人と違って、指先もうまく使えず時間もかかります。やりたくてもうまくできないこともあります。そんなときはできるようになるまで温かく待ってあげましょう。

1回できたはずなのに、次はできないこともあります。できないときは本人もイライラするでしょう。
「できたり…できなかったり…」しながら上手になるのです。

その間、じっと見守ってあげることが大切です。

うまくできずに癇癪がおこったり、あきらめかけたときは、これからが育児の本番です。

どうしたらやる気がでるのかを工夫しましょう。


たとえば、洋服やパジャマのボタンがとめにくそうだったら、大きなボタンに代えたり、おふろに入るのが嫌いだったら、お風呂場に好きなおもちゃを置いて、おふろに行きたくなるように工夫をしましょう。

どんな工夫が効果的かは、ママ友に聞いたり、ネットや育児雑誌に書いてある情報を仕入れるといいですね。

発達の進み方には、個人差があります。
どの子もまっすぐに順調に成長するわけではありません。

進んだり後戻りをしながら成長していきます。

上の子はすぐにできても下の子はできないこともあります。

その子の個人差に応じた工夫をすることが育児のコツです。

 
なかなか難しいのがトイレトレーニングです。
トイレトレーニングは早く始める必要はありません。
おしっこやウンチが「出る」と本人の自覚ができるまで成長してからで十分です。
こればかりは強要してなんとかなるものではありません。

決めるのは子どもです。

「オシッコやウンチはトイレでするものだよ」
と、何回も気長に教えていれば、そのうち、その気になります。
お漏らしをして叱っていると、不安になって遅くなります。

 
「食」に関しても、パクパク食べる子どもと食の細い子どもがいます。
子どもは大人と違って食道も細く、飲み込む能力(嚥下力)も弱く、個人差があります。
同じ年齢でも同じ食物が同じように食べられるとは限りません。

嫌がるものを無理に食べさせる必要はありません。
柔らかく呑み込みやすく薄味のものから始めましょう。

自分の状態は、子ども自身が一番わかっています。

親のおしつけではなく、その子にあった食事の工夫が「できるか・できないか」です。
負担に思わず、楽しみながら工夫をしてはどうでしょうか。

成長すると、「あの時の心配がウソのよう」に、パクパク食べ始めます。

« 親のペースと子どものペースは違う!②(14) | トップページ | 2~3歳ごろから自己コントロールをはぐくむ(16) »

育児」カテゴリの記事