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2019年5月 6日 (月)

子育ては笑顔の明るい家庭から!(20)

子育てで最も大切なことは、家庭の雰囲気です。

家庭は、親と子、夫と妻、兄弟姉妹からなりたっています。
このメンバーが家庭の核です。

社会に出るといろいろな人とのつきあいが始まりますが、子どもにとっては、いつも一緒にいる家族が初めての人間関係です。
その人間関係の基本が家族なのです。そして難しい関係でもあります。

大人になっても、きょうだいケンカ、親子ケンカ、夫婦ケンカは日常茶飯事。
毎日のように、家族のいざこざの事件がニュースになっているくらいです。

これは、人間はいつも一緒にいる身近な人には、欠点が気になり厳しく評価をしてしまう傾向があるからです。
「欠点をなおしてほしい」との思いから、つい指摘してしまい、そこから関係が悪化することもよくあります。

このように、家族とのつき合い方は、基本でもあり、そして最も難しい関係でもあります。

ですから、きょうだいケンカは人間関係の練習の場と言っても過言ではありません。
食べ物の取り合い、おもちゃの取り合い、親の愛情の取り合い…など、第1人称のぶつかりです。

そこから人の気持ちの練習になります。

「○○ちゃんはこうしたかったんだよね」と、子どもの気持ちをわかってあげましょう。

「だけど、○○ちゃんもこうしたかったんだよ」と、子どもの気持ちを代弁してあげましょう。


すぐに効果は難しいですが、相手にも感情があるということが、少しづつわかるようになります。

家族の仲がいいと、親族とも仲良くでき、社会に出てもいろいろな人間関係が上手にできるようになります。
家庭は社会のトレーニング場。人間関係の練習の場と言っても過言ではありません。

身近な人が慕ってくれると、目上の人、目下の人、友人も慕ってくれます。
反対に身近な人が助けてくれないくらいなら、誰も助けてくれないといってもいいでしょう。
困った時に家族や親族がしらんぷりでは悲惨です。

春風が萬物を温め育てるように、家庭が、穏やかでのびのびとした和気につつまれていると、子どもはすくすくと成長します。

この雰囲気を「浩然の気を養う」といいます。
「浩然の気」とは、天地にみなぎる宇宙のエネルギーのことで、おだやかなのびのびとした和気のことをいいます。

学校から「ただいま」と家に帰ると、ほっと安らぐ場であり、ぐっすり睡眠をとることができ、翌朝元気に「行ってきます」と外に出ていく…。家庭がそんなエネルギーを養ってくれる場だったら、なんと素晴らしいことでしょう。

家に帰ると、怖いお母さんが待っていて、「勉強しなさい」とがみがみ言われて居場所も安らぎもないのでは、のびのびと成長することもできません。

明るい家庭、笑いや笑顔に満ち溢れた家庭をつくることは、子育てでもっとも大切です。

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