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2019年8月 6日 (火)

IメッセージとYOUメッセージの違い(25)

Iメッセージとは、あなたが感じたそのままの気持ちを言葉で伝える方法です。

主語を「私」にして、私の気持ちを表現するので、「Iメッセージ」といいます。
Iメッセージのほうが、伝えたいことを相手の心に届けやすくなります。

さらに、自分を「否定されている、決めつけられている」という感じが和らぎます。

その反対が、Youメッセージです。

IメッセージとYouメッセージの例を見てみましょう。

「どうして(あなたは)できないの?(Youメッセージ)」より、「(私は)あなたができると思うよ(Iメッセージ)」のほうが否定された響きがありませんね。

「そんな言いかたをすると、(あなたは)嫌われるよ(Youメッセージ)」より、「(私は)そんな言い方は好きではないよ(Iメッセージ)」のほうが決めつけていませんね

このように、YouメッセージよりIメッセージのほうが和らいだ表現になります。


Youメッセージは、どうしても「自分を否定されている、責められている、押し付けられている」というマイナスの言葉の響きを与えてしまい、伝えたいことを受け取ってもらいにくくなります。

何故なら、私たちは「受け入れられる、認められる、承認される」と安心するからです。

たとえば、「髪型が変わったね」「洋服が素敵ね」と言われてもうれしいものです。
「名前を覚えてくれている、誕生日を覚えてくれている」ことでさえ嬉しいですね。

学校でいやなことがあったり、いじめにあって家に帰ったときに、
「どうしたの?何かつらそうだね」
「なにか我慢しているような気がするけれど、どうしたの」と、子どもの様子をIメッセージで伝えると、子どもは「存在を認めてもらえた、大切に思われている」と心が軽くなる思いがするでしょう。

ニュースなどでいじめられて自殺をする子どもの悲しい事件を聞くことがありますが、ひょっとしてこんな声掛けができたら、悲しい事件は起こらないかもしれませんね。

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