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2019年11月17日 (日)

親のペースと子どものペースは違う(31)

小学生の1日の生活は、「朝起きる、朝ご飯を食べる、学校へ行く、学校から帰る、宿題をする、晩ご飯を食べる、お風呂に入る、寝る」が一般的でしょう。子どもによってはお稽古事や塾があるかもしれません。

この24時間の生活をこなすために、「起きなさい、朝ご飯を食べなさい、学校へ行く時間よ、おやつを食べたら宿題をしなさいよ、ゲームをしていないで晩ご飯の時間よ、お風呂が沸いたよ、もう寝る時間よ…」と、まるで、牛や馬を追いたてるように命令や指示をして、子どもを動かそうとしがちです。

言われ続けていると、言われないと動かないようになってきます。朝起こさないと、「どうして起こしてくれなかったの」と、親のせいにしてしまう子になってしまいます。 

しかし、「早く、早く」と言葉で動かそうと思っても、子どもには子どものペースがあります。

親の思い通りにならないと、「いいかげんゲームはやめなさい」と禁止したり、さらには親の言うとおりにならないと、「ダメな子ね、ばかじゃないの」などの人格否定の暴言を言ってしまうことがあります。

これは言葉の暴力です。言葉は人をつきさす刃物にもなります。

さらに、「にらむ、ため息をつく、叱る、叩く、つねる、突き飛ばす…」などなど…。

家庭の中では親の力は絶大です。

これらが日常的に続いていると、気をつけないと、子どもの逃げ場がなくなってしまいます。

現在は、女性が自分の考えを主張することは当たり前です。
これまで自分のペースで頑張ってこられた方は多いと思います。
しかし、人のペースにあわすことはちょっぴり苦手の方もいらっしゃるでしょう。


「親の言うことを聞きなさい!」と言っても。赤ちゃんや子どもは、そもそも第1人称で行動します。
人の気持ちはわからないし、ましては親のペースに合わせることはできません。

親のペースに合わせて動いてくれない子育ては、昔の女性よりイライラがつのるかもしれませんね。

子どものペースに合わせる重要性はわかっているけれど、つい「イライラする、カァ~となる、キーっとなる、ストレスがたまりガマンが切れる、怒る、夫にあたる…という感情をどうしていいのかわからない」という声をよく聞きます。

では、どうすればいいのでしょうか。

次の項目で見てみましょう。

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