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2020年1月 7日 (火)

しっかり抱いて、下におろして、歩かせる(36)

「しっかり抱いて、下へおろして、歩かせる」という日本古来の格言があります。
子育てを的確に表現した言葉だと思います。

誕生して第1反抗期までは、1人では何もできません。
「洋服の着替え、おむつの取り換え、食事の世話、お風呂・・・」と、すべての生活の世話を親がみてあげなければいけません。

この時期はスキンシップをとおして、「しっかり抱いて」いっぱい愛情をかけてあげましょう。

1反抗期ごろになると、「自分でする、自分でする」と自己主張がはじまります。すると、そっと下へおろして様子を見ましょう。

この頃は自分でしたいのだけど、上手にできません。この時期から第2反抗期までは、親の役目はマラソンの伴走者と同じです。
生活が1人でできるようになったのか、人格形成の基盤が少しづつ身についているのかを、「下におろして」子どもの様子を見守りながら、子どもがこれからの人生の荒波を乗り越えられるように意識して接しましょう。

そのためには、親のストレスの自己コントロールは必要不可欠ですね。

やがて第2反抗期をむかえて、自分で人生を切り開いていく土台ができたら、少しづつ親は離れていきます。

「歩かせる」ですね。
大学受験や就職してまで親が口をはさむのは過保護というものです。

本書は各章ごとに「親のペースと子どものペースの違い①~④」を書いています。
子どものペースを無視して親の言うことをきかせるのは、子育てではないことがおわかりいただけたと思います。

あくまでも子どもの人生です。親はマラソンの伴走者のように、子どものペースを見守りながら、第2反抗期からは少しづつ子育てから離れていきましょう。

そして・・・
子育てに行き詰まったら、子ども自身に質問してみましょう。なぜなら子育ては子どもが主役だからです。

どうしたらいいのかの答えは、本能的に子どもが1番よく知っています。

子どもの中に答えがあるのです。
「○○についてどう思う?」など、アイメッセージや「どう付き質問」で、あなたの困っている率直な気持ちを言って子どもに聞いてみましょう。

聞いた後は、その話を尊重するといいですね。

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